29-164 地域集団を対象とした調査法に関する記述である。

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29-164 地域集団を対象とした調査法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)選択バイアスを小さくするために、調査対象者は無作為に抽出する。
(2)標本調査は、母集団に属する全員を対象者として実施する。
(3)文献調査は、調査票によって回答を得る方法である。
(4)電話調査法では、自記式質問紙法よりも調査者による情報バイアスがかかりにくい。
(5)面接法では、自記式質問紙法よりも対象者に質問の意味が誤解されやすい。

解答・解説を見る

(1) 『選択バイアス』とは教育介入群と対照群の間にみられる、性別や年齢などの基本的属性による違い。

(2) 全数調査は、母集団に属する全員を対象者として実施する。全数調査の例として、国勢調査がある。
標本調査では、母集団から抽出された一部を調査する。

(3) 文献調査は、統計資料や文献などを用いた調査である。

(4) 電話調査法では、自記式質問紙法よりも調査者による情報バイアスがかかりやすい。
調査者がどのような質問をし、どのように回答を聞き出すのかなど、質問者の技量によって結果が左右されてしまうことがある。

(5) 自記式質問紙法のほうが、面接法よりも対象者に質問の意味を誤解されやすい。

自記式質問紙法→面接者がいないため、質問の内容を対象者が自分自身で理解する必要がある。


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