40-28 血液・リンパ液の循環に関する記述である。

40-28 血液・リンパ液の循環に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 静脈の容量は、動脈の容量より小さい。

⑵ 肺静脈を流れる血液は、下大静脈より二酸化炭素を多く含む。

⑶ リンパ液は、毛細血管から毛細リンパ管に直接流入する。

⑷ リンパ液は、リンパ節で濾過される。

⑸ 胸管は、右静脈角の部分で静脈に流入する。

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

 

⑴ 静脈の容量は、動脈の容量より〔 大きい 〕。

静脈の容量は、動脈の容量より大きい

これは丸暗記推奨。

※重力で足元に溜まるイメージとか色々言えるけど丸暗記の方が早い。

36-29 , 35-29 に類題

 

⑵ 肺静脈を流れる血液は、下大静脈より〔 酸素 〕を多く含む。

肺静脈(肺から心臓に戻る血管)は、酸素を多く含む動脈血が流れる。
なんなら肺胞以降の全身で酸素が一番豊富&二酸化炭素が少ないところ。
故に「肺静脈を流れる血液は、下大静脈より酸素 を多く含む(二酸化炭素の含量
が少ない)。」となる。

 

肺静動脈血(酸素が多い・二酸化炭素が少ない)

肺動静脈血(酸素が少ない・二酸化炭素が多い)

という肺関連は名前と中に流れる血液に逆転現象が生じているので

下記の心臓関連の初歩の初歩の動画を見てしっかり覚えておいてほしい。

@お手軽版第26回 心臓&心不全

 

34-29 , 35-35 に類題。

 

 

⑶ リンパ液は、毛細血管から毛細リンパ管に直接流入〔 しない 〕。

リンパ液は毛細血管から直接流入するのではなく、

組織間隙(細胞間etc)に滲み出した組織液(間質液)が

毛細リンパ管に回収されたものである。

 

と書いても分かりづらいと思うので

リンパ管と血管が直接接続するのは鎖骨下静脈だけ!と覚えておく方がわかりやすい。

特に、小腸から吸収された脂質が通るリンパ管(胸管)が血管と接続するのは

左鎖骨下静脈」と覚えておけば良い。基礎栄養でも出題されうる。

 

⑷ リンパ液は、リンパ節で濾過される。

正しい。

リンパ節リンパ管の途中に存在し、

リンパ液中の異物細菌を濾過・貪食するフィルターのはたらきをしている。

→だから感染性の疾患になるとリンパ節が腫れる。

※フィルター部分に細菌と戦った後のマクロファージなどの死骸がたくさん溜まる

 

 

⑸ 胸管は、〔 左静脈角 〕の部分で静脈に流入する。

胸管(下半身と左半身からのリンパ液が通るところ)は、

左静脈角(左鎖骨下静脈との接続部分)で静脈に流入する。

ちなみに右上半身リンパ液右リンパ本幹を経て右静脈角へ流入する。

RBのリンパ系の項目にわかりやすい図が載っているので参考にしてほしい。
もしくは[ リンパ管 上半身 ]などで画像検索

 

文責:アヒル

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