33-38 骨に関する記述である。

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33-38 骨に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)骨の主な無機質成分は、炭酸カルシウムである。
(2)骨端軟骨は、骨端の関節面を覆う。
(3)骨への力学的負荷は、骨量を増加させる。
(4)骨芽細胞は、骨吸収を行う。
(5)ビスホスホネート薬は、骨吸収を促進する。

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(1)骨の主な無機質成分は、リン酸カルシウムである。

骨の主な有機質成分は、コラーゲンである。

(2)関節軟骨は、骨端の関節面を覆う。

(3)骨への力学的負荷は、骨量を増加させる。

(4)骨芽細胞は、骨形成を行う。

 骨吸収は、破骨細胞が行う。

(5)ビスホスホネート薬は、骨吸収を抑制する。

 骨の代謝は、主にカルシトニンやパラソルモンによって調節されている。血中のカルシウム濃度が上昇すると甲状腺傍濾胞細胞からカルシトニンが分泌され、破骨細胞に作用して骨吸収を抑制して、骨芽細胞に作用して骨形成を促す。逆に血中のカルシウム濃度が低下するとパラソルモンが分泌され骨吸収を促進し骨形成は抑制される。


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