30-32 腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。

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30-32 腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)赤血球は、糸球体でろ過される。
(2)IgGは、糸球体基底膜を通過する。
(3)原尿の10%が、尿として体外へ排出される。
(4)糸球体を流れる血液は、動脈血である。
(5)尿の比重は、1.000未満である。

解答・解説を見る

(1)赤血球は、糸球体でろ過されない。
 ・糸球体で濾過されるもの⇒水、電解質、アミノ酸、グルコース、尿素など。
 ・糸球体で濾過されないもの⇒タンパク質、血球成分、細菌などの分子量の大きい物質。

(2)IgGは、糸球体基底膜を通過できない、通過できるのは水、電解質、糖、アミノ酸などの低分子の物質である。

(3)原尿の約1%が、尿として体外へ排出され、99%は再吸収される。

(4)糸球体を流れる血液は、動脈血である。

(5)尿の比重は、健康時には1.010~1.030 で、1.000未満ではない。


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