30-11 わが国の医療保険制度に関する記述である。

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30-11 わが国の医療保険制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)保険給付の対象となる者を保険者という。
(2)被用者保険の対象は、自営業者・農業従事者である。
(3)後期高齢者は、国民健康保険に加入する。
(4)医療機関受診の際には、現物給付が原則である。
(5)医療機関受診の際には、患者は医療費の全額を支払う。

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(1)保険給付の対象となる者を被保険者という。保険者とは医療保険を運営する団体である。

(2)自営業者・農業従事者は被用者保険の対象にはならない。雇用された場合に加入する保険の総称を被用者保険といい、雇われる事によって給料をもらっている者が加入する保険である。

(3)後期高齢者は、後期高齢者医療制度に加入する。
 後期高齢者医療制度の対象
 退職して国民健康保険(市町村)の被保険者となった人で、 次のいずれにも該当する人と、その同居している被扶養者。
 ・75歳以上の方
 ・65歳以上74歳以下の方で、寝たきり等一定の障害があると認定された方、ご本人の意思により、被保険者とならないことができる。

(4)医療機関受診の際には、現物給付が原則である。

(5)医療機関受診の際には、患者は医療費の3割(70歳未満)を支払う。


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