28-124 傷病者のエネルギー必要量に関する記述である。


・カテゴリー:28-臨床栄養学 / ⑦臨床栄養学 / 第28回(2014, H26)

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28-124 傷病者のエネルギー必要量に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ハリス-ベネディクト(Harris-Benedict)の式では、身長は用いない。
(2) 間接熱量測定値は、ストレスによる影響を含む。
(3) ベッド上安静時には、身体活動レベル(PAL)として1.7を用いる。
(4) 広範囲熱傷では、エネルギー代謝が低下する。
(5) リフィーデイング(refeeding)症候群予防には、高エネルギー食とする。

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(1) ハリス-ベネディクト(Harris-Benedict)の式では、身長も用いる
 <ハリス-ベネディクトの式>
 男性 BEE=66.47+13.75×体重(kg)+5.0×身長(cm) ー 6.76×年齢
 女性 BEE=655.1+9.56×体重(kg)+1.85×身長(cm) ー 4.68A×年齢
 総摂取エネルギー量(TEE)は「TEE=BEE × activity factor × stress factor」で求めることができる。

(2) 間接熱量測定値は、ストレスによる影響を含む。

(3) ベッド上安静時には、身体活動レベル(PAL)として1.2を用いる。
 寝たきり   / 1.0~1.1
 ベッド上安静 / 1.2
 ベッド外活動 / 1.3
 リハビリ   / 1.4

(4) 広範囲熱傷では、エネルギー代謝が亢進する。
 熱傷によって損傷した組織などの修復など、身体への負担が増え、エネルギーの消費が増大する。

(5) リフィーディング(refeeding)症候群予防には、高エネルギー食は避ける。
 高エネルギー食はリフィーディング症候群発症の可能性を高める。低栄養状態の者に対して、いきなり高エネルギー食を投与すると、急激な糖の吸収によりインスリンが過剰に分泌される。すると、インスリンの過剰分泌によってグルコースだけでなくリンやカリウム、マグネシウム等の栄養素も細胞内へ取り込まれ、種々の症状を引き起こす。

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