給食施設における、マーケティング・ミックスの4Pについて
管理栄養士国家試験でも、ほぼ毎年出題されている『マーケティング・ミックスの4P』についてです。しっかりと理解しておきましょう!
マーケティング・ミックスの4Pは、特に『給食経営管理論』で出題されています。
マーケティング・ミックスの4P
マーケティング・ミックスの4Pは、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)からなり、それぞれマーケティングの戦略として関係しあっている。
マーケティング・ミックスの4Pは給食施設でどのように活用できるだろうか?
プロダクト(Product)…製品(量や質の設定、使用する食材、包装、盛り付け等)
女性ばかりの事業所で、大盛りメニューやスタミナメニューはよく売れるだろうか。その施設の利用者にあった製品とすることで販売促進につなげる。
女性ばかりの事業所で、大盛りメニューやスタミナメニューはよく売れるだろうか。その施設の利用者にあった製品とすることで販売促進につなげる。
プライス(Price)…価格(値段の設定、割引等)
例えば、施設の利用者にあった価格設定にする(学生の利用する食堂で高価格の食事を提供しても購入されるだろうか?)
例えば、施設の利用者にあった価格設定にする(学生の利用する食堂で高価格の食事を提供しても購入されるだろうか?)
プレイス(Place)…流通(提供する場の設定、提供の仕方、販売の仕方等)
例えば、流通段階の一部である食堂が混雑していたら、食堂を利用する人は少なくなる可能性がある。これを防止するために事業所では提供の時間を部署によってずらしたり、食堂の構造を工夫するなどすることで改善できるのはないか
例えば、流通段階の一部である食堂が混雑していたら、食堂を利用する人は少なくなる可能性がある。これを防止するために事業所では提供の時間を部署によってずらしたり、食堂の構造を工夫するなどすることで改善できるのはないか
プロモーション(Promotion)…販売促進(イベントの開催、ポスターの掲示、メルマガの配信等)
食堂入り口に、おいしそうな食品サンプルを陳列したり、提供する調理員の声掛け「今日のおすすめは〇〇です。」、「数量限定です」など
食堂入り口に、おいしそうな食品サンプルを陳列したり、提供する調理員の声掛け「今日のおすすめは〇〇です。」、「数量限定です」など