〇 ⑴ リンの過剰摂取は、小腸におけるカルシウムの吸収を抑制する。
⑵ シュウ酸を多く含む食品の摂取は、小腸におけるカルシウムの吸収を〔 抑制 〕する。
食品に含まれるリン(具体的にはリン酸) や、シュウ酸 はカルシウムと結合 する。
これらは不溶性の成分(リン酸カルシウムやシュウ酸カルシウム)であり
本来イオンとして吸収される、カルシウムの吸収率が著しく低下する 。
類題:37-44(1) に「正) ほうれん草に含まれるシュウ酸は、Ca イオンと結合しシュウ酸 Ca になる。」と出題されているので
そこから「シュウ酸 Ca は水に溶けない性質(固形の塊)のため、腸管での Ca 吸収率は低下する。」まで広げられていれば
科目は違えど、過去問の周辺範囲でしっかり対応できる選択肢である。
⑶ 血中カルシウム濃度の低下は、ビタミンD の活性化を〔 促進する 〕。
血中のカルシウム濃度 が低下する と、ヒトの体は「血中カルシウム濃度を増加 」させようとする。
血中のカルシウム濃度を上げる方法として
・副甲状腺ホルモン (パラトルモン )によって骨吸収を促進 する
・活性型ビタミンD によって、小腸でのカルシウムの吸収を促進 する。
・腎臓での再吸収促進
の3つが挙げられる。よってこの選択肢は促進する とわかる。
このようなホルモン達は
「血中Caを上げる方向」or「血中Caを下げる方向」くらいのざっくり2択から覚えて
将来的に細かく覚えていくのが王道である。
⑷ 血中カルシウム濃度の上昇は、副甲状腺ホルモンの分泌を〔 抑制する 〕。
(3)の解説の通り、副甲状腺ホルモンの分泌が亢進するのは血中カルシウム濃度 が低下したとき である。
よって、血中カルシウムが上昇したときは副甲状腺ホルモンの分泌は抑制される。
血中のカルシウム濃度 が上昇する と、ヒトの体は「血中カルシウム濃度を低下 」させようとする。
血中のカルシウム濃度を上げる方法として
・甲状腺ホルモン (カルシトニン) によって骨形成を促進 する
・腎臓での再吸収促進抑制
が挙げられる。
⑸ カルシトニンは、骨吸収を〔 抑制する 〕。
(4)の解説のとおり、カルシトニン は骨形成を促進するホルモン である。
ゆえに、骨吸収は抑制する。
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文責:アヒル
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