40-38 血液・凝固系と血液検査に関する記述である。

40-38 血液・凝固系と血液検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ Bリンパ球は、マクロファージに分化する。

⑵ 好中球は、抗体を産生する。

⑶ トロンビンは、フィブリンを分解する。

⑷ フィブリノーゲンは、血漿に含まれる。

⑸ ヘマトクリット値は、個々の赤血球容積の平均値を表す。

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

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解答・解説を見る

 

⑴ 〔 単球 〕は、マクロファージに分化する。

マクロファージへと分化するのは単球である。

ちなみにBリンパ球が分化すると形質細胞(抗体を産生する細胞)となる。

37-38(3)に「誤) 単球が血管外へ遊走すると、形質細胞となる。」という問題が出題されている。

 

⑵ 〔 形質細胞 〕は、抗体を産生する。

抗体を産生するのは、(1)の解説の通り、Bリンパ球から分化した形質細胞である。

(1)や(2)のように、血球系の問題は、他の血球と入れ替えることで

誤肢や、ひっかけ問題作りやすいので、出題者が好む問題である。

 

⑶ トロンビンは、フィブリンを〔 合成 〕する。

トロンビンは、血漿中のフィブリノーゲンフィブリン変換する酵素である。

フィブリノーゲンがフィブリンに変わることで血液凝固が進む

 

⑷ フィブリノーゲンは、血漿に含まれる。

正しい。(3)の解説の通り血漿に含まれる

ちなみに血液凝固が進んだ後の血液の上澄み液は血清と呼ばれ、

血清にはフィブリノーゲンは含まれない

 

⑸ ヘマトクリット値は、個々の赤血球容積の平均値を表す。

個々の赤血球容積の平均値を表す指標は平均赤血球容積(MCV)である。

MCVのVは Volume(容量、容積、体積)の頭文字のVである。

ヘマトクリット値血液全体に占める赤血球の割合(%)を示す指標である

 

文責:アヒル

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