〇⑴ 妊娠高血圧症候群では、初産はリスク因子である。
正しい。公益社団法人 日本産婦人科学会の一般向けページにもまとめられてるが
妊娠高血圧症候群のリスク因子として、初産婦、高齢・若年妊娠、双子などの多胎妊娠、肥満などがある。
日本妊娠高血圧学会のガイドラインはこちら
⑵ 妊娠高血圧症候群では、胎児は〔 低出生体重児 〕であることが多い。
妊娠高血圧症候群では胎盤への血流が悪くなるため、
巨大児ではなく、胎児発育不全や低出生体重児になることが多い。
また、高血圧状態が続いた際の母体への影響を考え、予定日よりも早い出産を行う場合もある。
⑶ 妊娠高血圧症候群では、〔 血圧の高さや臓器障害の有無 〕に基づき重症度を判定する。
妊娠高血圧症候群の重症度判定において、
2018年頃に、尿たんぱく量が重症度判定基準から除外されているため
この選択肢は誤りである。
主に血圧の高さや臓器(肝臓, 腎臓etc…)障害の有無で重症度を判定する。
⑷ 妊娠糖尿病には、妊娠中に診断された明らかな糖尿病が〔 含まれない 〕。
妊娠中に生じる糖代謝異常は主に下記の3つのように
「いつから?何が?わかっていた?(わかった?)」を軸に、ざっくり分けて覚えてほしい。
※細かい数値は余力があれば。
・糖尿病合併妊娠:妊娠前から、糖尿病がわかっている
・妊娠中の明らかな糖尿病:妊娠中に、糖尿病とわかる
・妊娠糖尿病:妊娠中に、糖尿病の一歩手前とわかる
ゆえに、妊娠糖尿病の時点では、厳密には糖尿病ではないが、
その後糖尿病まで発展する可能性があるので注意が必要である。
⑸ 妊娠糖尿病では、〔 インスリン療法 〕を使用する。
胎児への影響を考慮し、飲み薬(経口血糖降下薬)ではなくインスリン注射が選ばれる。
飲み薬(経口血糖降下薬)は、禁忌(絶対にしてはならない)である。
文責:アヒル
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