ホルモンやサイトカインの「どこから分泌され、どうはたらくか」は、国試で頻出のテーマである。
血糖値や血圧、水分量を上げるのか、下げるのかという
大枠の方向性を整理しておくだけでも知識の整理はしやすくなるので
初学者は、いきなりホルモンの全てを丸暗記しようとせずに
上記の目線から始めてほしい。(どうせ1発で丸暗記は無理なので時間をかけてじっくりと)
⑴ コルチゾールは、血糖値を〔
上昇させる 〕。
コルチゾール(糖質コルチコイド)は、血糖値を上昇させる。
最低限、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどは血糖値を上げる系であると
ざっくり覚えておくのがオススメ。
※そもそも血糖値を低下させるホルモンはインスリンしかないので
「〜〜〜〜(インスリン以外)は血糖値を低下させる」の時点で誤りが確定している。
37-26 , 33-76 に類題
⑵ バソプレシンは、水の再吸収を〔
促進する 〕。
バソプレシンの別名、抗利尿ホルモンの通り、
利尿に抵抗する=尿量を減らす=原尿中の水の再吸収を促進 である。
「バソプレシン=水の再吸収促進!」は即答できるようにしたい。
ちなみに血圧を上げる系のホルモンでもある。
36-32 , 33-33 に類題
⑶ アルドステロンは、Na
+の再吸収を〔
促進する 〕。
アルドステロンは血圧を上げる系のホルモンである。
血圧を上げるためには、循環血液量の増加 and/or 血中Na+の増加が必要であるが
アルドステロンは、どちらも促進するホルモンである。
水とNa+を再吸収し体内にできるだけ多く留める一方で、K+を体外に排出してしまう。
32-30 に類題
⑷ セクレチンは、膵液の分泌を〔
促進する 〕。
ガストリン→胃酸の分泌促進
セクレチン→膵液の分泌促進
コレシストキニン→膵酵素の分泌促進&胆汁の分泌促進
これら3つの消化管ホルモンは国家試験を解くにあたり必須なので
早い段階で覚えておきたい。詳細な解説は下記動画を参照のこと。
必ず見て!!!!
@お手軽版第21回 消化管ホルモン
〇⑸ アディポネクチンは、内臓脂肪の蓄積により減少する。
正しい。アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される
アディポサイトカイン(脂肪から出るホルモンの様なもの)で
インスリンの感受性を増大させるはたらきがある。
ただし、メタボリックシンドローム(内臓脂肪が蓄積した状態)になると
アディポネクチンの分泌は減少し、インスリンの効きが悪くなる、
インスリン抵抗性が生じる。
37-26 , 34-26 に類題
文責:アヒル
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