⑴ グルコースは、〔
ヘキソキナーゼ 〕によりグルコース6–リン酸となる。
ヘキソキナーゼは解糖系の一番最初の反応で、グルコースをグルコース6–リン酸に変換する。
お手軽版の第2回でも解説しているので確認してほしい。
ちなみにアルドラーゼも解答関連の酵素で
フルクトース1,6–ビスリン酸を、ジヒドロキシアセトンリン酸とグリセルアルデヒド3–リン酸に分解する酵素である。
今後、代謝経路の問題で出題される可能性もあるが、血液検査値で出題される可能性もある。
〇⑵ フルクトース6–リン酸は、ホスホフルクトキナーゼによりフルクトース1,6–ビスリン酸となる。
正しい。解糖系でフルクトース6–リン酸は、
ホスホフルクトキナーゼによってフルクトース1,6–ビスリン酸に変換される。
ちなみにホスホフルクトキナーゼは解糖系の律速酵素である。
これは今後出題される可能性が高いので覚えておきたい。
Q. 律速酵素は代謝経路の中で反応速度が最も【 速い or 遅い 】酵素?
正解はページ末尾で。
⑶ ペントースリン酸回路は、〔
NADPH 〕を生成する。
35-21(4)に同じ選択肢が出題されているので必ずわかるようにしておきたい。
ペントースリン酸回路が合成するのは2つだけ!!!!!
・NADPH (脂肪酸合成のときに使う補酵素)
・リボース5–リン酸 (核酸の材料, ペントース:五炭糖の供給場所)
この選択肢は瞬時に判断できるようになりたい。
34-70(4)など基礎栄養にも出題される可能性があるので
覚えておくと2問分の対策になるのでお得。
⑷ グリコーゲンの分解により、〔
グルコース1–リン酸 〕が生じる。
37-21(1)に「誤)グリセロールは、グリコーゲンの分解により生じる。」というほぼ同じ選択肢が出ている。
グリコーゲンの分解によってグルコース1–リン酸が生じる。@お手軽版第3回
グリセロールが生じるのはトリグリセリドの分解である。@お手軽版第6回
⑸ グルコース–6–ホスファターゼは、〔
肝臓 〕に存在する。
グルコース–6–ホスファターゼは肝臓に存在し、この酵素があることで
肝臓に貯蔵されたグリコーゲンは血糖の維持に用いることができる。
一方で筋肉にはこの酵素がないので、筋肉に蓄えたグリコーゲンを血糖にすることはできない。
↑上記の2つは丸暗記して欲しいくらい基礎中の基礎の知識である。
※厳密には腎臓にも存在するので過去問周回の4~5周目くらいで覚えて欲しい。
この代謝経路については@お手軽版第4回で詳しく解説している。
A. 律速酵素は代謝経路の中で反応速度が最も【 遅い 】酵素
文責:アヒル
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