40-21 糖質の代謝に関する記述である

40-21 糖質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ グルコースは、アルドラーゼによりグルコース6–リン酸となる。

⑵ フルクトース6–リン酸は、ホスホフルクトキナーゼによりフルクトース1,6–ビスリン酸となる。

⑶ ペントースリン酸回路は、NADH を生成する。

⑷ グリコーゲンの分解により、グリセロールが生じる。

⑸ グルコース–6–ホスファターゼは、筋肉に存在する。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

⑴ グルコースは、〔 ヘキソキナーゼ 〕によりグルコース6–リン酸となる。

ヘキソキナーゼ解糖系の一番最初の反応で、グルコースをグルコース6–リン酸に変換する。

お手軽版の第2回でも解説しているので確認してほしい。

ちなみにアルドラーゼも解答関連の酵素で
フルクトース1,6–ビスリン酸を、ジヒドロキシアセトンリン酸グリセルアルデヒド3–リン酸に分解する酵素である。
今後、代謝経路の問題で出題される可能性もあるが、血液検査値で出題される可能性もある。

 

 

⑵ フルクトース6–リン酸は、ホスホフルクトキナーゼによりフルクトース1,6–ビスリン酸となる。

正しい。解糖系でフルクトース6–リン酸は、

ホスホフルクトキナーゼによってフルクトース1,6–ビスリン酸に変換される。

ちなみにホスホフルクトキナーゼ解糖系の律速酵素である。

これは今後出題される可能性が高いので覚えておきたい。

Q. 律速酵素は代謝経路の中で反応速度が最も【 速い or 遅い 】酵素?
正解はページ末尾で。

 

 

⑶ ペントースリン酸回路は、〔 NADPH 〕を生成する。

35-21(4)に同じ選択肢が出題されているので必ずわかるようにしておきたい。

ペントースリン酸回路が合成するのは2つだけ!!!!!

NADPH (脂肪酸合成のときに使う補酵素)

リボース5–リン酸 (核酸の材料, ペントース:五炭糖の供給場所)

この選択肢は瞬時に判断できるようになりたい。

34-70(4)など基礎栄養にも出題される可能性があるので

覚えておくと2問分の対策になるのでお得。

 

 

⑷ グリコーゲンの分解により、〔 グルコース1–リン酸 〕が生じる。

37-21(1)に「誤)グリセロールは、グリコーゲンの分解により生じる。」というほぼ同じ選択肢が出ている。

グリコーゲンの分解によってグルコース1–リン酸が生じる。@お手軽版第3回

グリセロールが生じるのはトリグリセリドの分解である。@お手軽版第6回

 

 

⑸ グルコース–6–ホスファターゼは、〔 肝臓 〕に存在する。

グルコース–6–ホスファターゼは肝臓に存在し、この酵素があることで

肝臓に貯蔵されたグリコーゲンは血糖の維持に用いることができる。

一方で筋肉にはこの酵素がないので、筋肉に蓄えたグリコーゲンを血糖にすることはできない。

↑上記の2つは丸暗記して欲しいくらい基礎中の基礎の知識である。
※厳密には腎臓にも存在するので過去問周回の4~5周目くらいで覚えて欲しい。

この代謝経路については@お手軽版第4回で詳しく解説している。

 

 

A. 律速酵素は代謝経路の中で反応速度が最も【 遅い 】酵素

文責:アヒル

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