⑴ 熱輻射のことである。
湿球黒球温度(WBGT:暑さ指数)は、
熱輻射(黒球温度)だけでなく、気温(乾球温度)と湿度(湿球温度)の3つの要素を組み合わせて算出する熱中症予防の指標である。
類題:37-2
⑵ 湿球黒球温度の算出式において、黒球温度の影響は湿球温度より大きい。
WBGTの算出において最も影響が大きいのは、湿度を示す湿球温度である。
屋外の算出式では湿球温度が7割、黒球温度が2割、乾球温度が1割の比重で計算される。
⑶ 屋外の湿球黒球温度は、乾球温度に係数を乗じた値を屋内の値から減じて算出する。
屋外のWBGTは、直射日光の影響を加味して「0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度」
屋内のWBGTは、直射日光の影響を加味して「0.7×湿球温度+0.3×黒球温度」
の計算式で算出される。
屋内外問わず、屋内の値から減じるような計算は行わない。
〇⑷ 31℃ では、運動は原則中止である。
日本体育協会の熱中症予防運動指針では、
WBGT31℃以上での「運動は原則中止」とされている。
⑸ 21〜25℃ で運動する場合、〔 積極的な 〕水分と塩分の補給が必要である。
(3)の熱中症予防運動指針を参照すると、
WBGT21〜25℃は注意の段階であり、運動の合間に積極的な水分・塩分補給が必要とされる。
適宜水分と塩分の補給が必要なのは、WBGT21°C未満のときである。
また、WBGT25〜28℃は、警戒の段階であり、積極的に休養をとり、適宜水分と塩分の補給が必要とされている。
※少しややこしいが、「適宜」が付くのは、21°C未満の範囲か、25〜28°Cの範囲である。
文責:アヒル
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