(1)地域住民を対象とした減塩教室の実施 ―― PDCAサイクルの
D(Do)
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字をとったもので事業活動における業務を円滑に進めるために用いられている。
減塩教育の実施は、Do(実行)に該当する。
(2)高血圧症患者に対する減塩の食事療法 ―― ハイリスクアプローチ
ポピュレーションアプローチの例:野菜350g運動、小学校での健康づくり教室、スーパーでの減塩食品のプロモーション販売
ハイリスクアプローチの例:糖尿病患者への料理教室、肥満者を対象としたウォーキングイベント
(3)一般家庭への減塩食品の普及 ―――――― ポピュレーションアプローチ
ポピュレーションアプローチは、地域集団全体に対して行うものである。
ハイリスクアプローチは、疾病リスクの高い者や疾病をもつ者などに対して行うものである。
〇(4)マスメディアを用いた減塩キャンペーン ー 一次予防
一次予防は、病気になる前の段階で健康増進や疾病の予防などである。
二次予防は、疾病の早期発見と早期治療
三次予防は、疾病の重症化予防とリハビリテーション
(5)減塩指導の高血圧予防効果に関するメタアナリシス
メタアナリシスは既存の複数の研究のデータを解析し分析をすすめるものである