この問題の解説を読む前に(特に1~3の解説を読む前に)
最下部の動画を見てほしい。
⑴ 促進拡散は、〔 受動輸送 〕である。
⑶ 受動輸送は、
ATPから生じるエネルギーを〔
必要としない 〕。
促進拡散とは、受動輸送のひとつで濃度の高い方から低い方へ物質が移動する。
濃度の高い方から低い方へ、“坂を転げ落ちる”ように移動するため、エネルギー(ATP)は使わない。
※一方で能動輸送(濃度の低い方から濃度の高い方へ物質を移動させるとき)は、
先ほどと逆で“坂の上まで持ち上げる”必要があるのでエネルギー(ATP)を消費する。
⑵ 単純拡散は、輸送担体(輸送体)を〔 必要としない 〕。
単純拡散とはその名の通り、何もしなくとも単純に濃い方から薄い方へ物質が拡散していくものを指す。
特に何もしないので「輸送担体」なども必要ない。
一方で(1)(3)の促進拡散は、拡散を輸送担体によって促進(より効率よく取り込ませる)しているので
「促進拡散は、輸送担体(輸送体)を必要とする。」となる。
⑷ 〔 一次性能動輸送 〕は、ATPから生じるエネルギーを直接利用する。
一次性、二次性の区別は下記の通りなのでATP消費の有無は最低限覚えつつ、
余力があれば黒字で書いた具体例も覚えておいてほしい。
ATPを直接使う:一次性能動輸送
→ATPを消費してポンプを回し、細胞の内から外へNa⁺を放り出し
Na⁺の濃度勾配(偏り)を無理やり作る
ATPで作られた濃度勾配を利用:二次性能動輸送
→上記で偏りが生じ、細胞外に多くなったNa⁺は、濃度差に従って細胞内へ戻ろうとする。
このNa⁺が細胞内へ戻ろうとする力を利用して、グルコースなどを一緒に細胞内へ取り込む。
つまり、グルコースは自力で入るというより、Na⁺が戻る流れに便乗して(どさくさに紛れて)細胞内へ入る。
という大まかな流れがある。
最後の工程でグルコースがNaとともに入っていくときの輸送体が40-71にも登場するSGLTである。
〇⑸ エンドサイトーシスは、膜動輸送である。
正しい。
エンドサイトーシスは細胞の外から中へ物質を移動させる輸送方法である。
対になるものとして
エキソサイトーシスがあり、これは細胞の中から外へ物質を移動させる輸送方法である。
エンドサイトーシスのエンドは「endo〜(内側へ)」という語源である。
こちらを覚えるのは少し大変なので、対となる
エキソサイトーシスのエキソが「exo〜(外側へ)」→「Exit(出口, 中から外へ出る)」で覚えおくと良い。
※40-69のエンド型酵素(内側)、エキソ型酵素(外側)も同じ。
ちなみにエンドサイトーシスもエキソサイトーシス
どちらも膜動輸送である。
文責:アヒル
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