40-24 治療に関する記述である。

40-24 治療に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 進行胃がんに対するバイパス手術は、原因療法である。

⑵ 十二指腸潰瘍に対するプロトンポンプ阻害薬の使用は、対症療法である。

⑶ 細菌性肺炎に対する抗菌薬の使用は、保存療法である。

⑷ 早期大腸がんに対する大腸部分切除は、保存療法である。

⑸ 早期胃がんに対する内視鏡的切除術は、根治療法である。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

この手の問題は、

治療の目的

病気の原因を取り除くこと(原因療法・根治療法)

表面的な症状を和らげること(対症療法・緩和療法)

あるいは、治療の手段

手術を行う(手術療法)

手術を行わない(保存療法)

というパターン分けで整理すると考えやすい。

また、「確実に緩和療法ではない」や「確実に対症療法ではない」などの

消去法の考え方も重要である。※むしろこっちの方が大切まである。

 

⑴ 進行胃がんに対するバイパス手術は、〔 対症療法 〕である。

進行胃がんに対するバイパス手術は、がんそのもの(原因)を取り除くわけではなく、

消化管の通過障害などの症状を改善する対症療法である。

※緩和の可能性も考えられるが、バイパス手術は、

胃がん(原因, 病巣)そのものを取り除いているわけではないので

選択肢の原因療法確実に誤りとわかる。

 

⑵ 十二指腸潰瘍に対するプロトンポンプ阻害薬の使用は、〔 原因療法 〕である。

プロトンポンプ阻害薬胃酸分泌を抑え潰瘍の治癒を促進する薬である。

胃酸分泌の抑制は、潰瘍部への酸刺激を減らし治癒を促進する(さらなる悪化を防ぐ)薬でもある。

よって原因療法となる。

酸刺激が減る=痛みが軽減する=対症療法と考えがちだが

上記が理由となるため、単なる鎮痛剤などの対症療法ではない

 

⑶ 細菌性肺炎に対する抗菌薬の使用は、〔 原因療法 〕である。

細菌性肺炎に対する抗菌薬の使用は、

病原体(原因)を除菌・殺菌するため原因療法に分類される。

手術しないので保存療法!と思うかもしれないが

「保存療法かどうか」を見るのではなく、

まずは、原因そのものに介入しているか?で判断する

抗菌薬は原因菌に直接作用するため、原因療法である。

※オペの有無だけで判断すると緩和療法も対症療法も原因療法の一部も全て保存になってしまうので注意

30-27 に類題

 

⑷ 早期大腸がんに対する大腸部分切除は、〔 原因療法 or 根治療法 〕である。

大腸部分切除は手術を伴うため、保存療法ではなく

原因療法または根治療法に該当する。※どちらかというと根治療法

保存療法は、手術を行わずに薬物(がんの化学療法など)などで治療する方法のことである。

選択肢に切除や摘出と書いてある時点で

保存療法ではない!と選択肢を切れるようになってほしい。

 

⑸ 早期胃がんに対する内視鏡的切除術は、根治療法である。

正しい。早期胃がんの切除(手術)は、

病変を完全に取り除き治癒を目指すため、根治療法である。

38-23 , 37-25(準備中) , 35-25 に類題。

 

文責:アヒル

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