37-38 血液系に関する記述である。

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37-38 血液系に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴ 末梢血中の赤血球は、核を持つ。

⑵ 好中球は、抗体を産生する。

⑶ 単球が血管外へ遊走すると、形質細胞となる。

⑷ フィブリンは、トロンビンによりフィブリノーゲンに変換される。

⑸ PAI -1 は、脂肪細胞で産生される。

問題引用元:厚生労働省. 『第37回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2023) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001063776.pdf, (2023年2月26日閲覧)

解答・解説を見る

 

(1) 成熟した赤血球は、核を持たない。

(2) 好中球は免疫応答の一部ではありますが、抗体を産生するのはBリンパ球と形質細胞です。

(3) 単球が血管外へ遊走すると、マクロファージとなる。

単球が組織に遊走すると、マクロファージに分化し、細胞外の微生物や異物を貪食する役割を果たします。

(4) フィブリノーゲンはトロンビンによって切断され、フィブリンに変換され、血液凝固の一部として凝固を促進します。

(5) PAI -1 は、脂肪細胞で産生される。

正しい記述です。PAI-1(プラスミノゲン活性化阻害物質-1)は、脂肪細胞から産生され、凝固系に影響を与えるタンパク質です。

 


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