⑴ 1 秒率は、
低下する。
〇⑵ COPDでは肺におけるガス交換の低下により、動脈血酸素分圧が低下する。
動脈血酸素分圧:動脈血中の酸素分圧
⑶ 体重減少に伴い、除脂肪体重は
減少する¹。
⑷ 投与エネルギー量を増やす。
COPDでは、努力性呼吸などによりエネルギー消費量が増加する。
基礎代謝量(basal energy expenditure, BEE)、活動度因子、ストレス因子を考慮して投与エネルギー量を検討する。
⑸ COPDでは、エネルギー消費増大に伴って筋たんぱくの異化が亢進するため、筋力を維持するためにたんぱく質を十分に摂取する必要がある¹。
1 前田 玲ら, COPDの栄養管理―管理栄養士の立場から, 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌, 2015, 25 巻, 1 号, p. 29-3