35-130 胃潰瘍で出血を起こすと、上昇する血液検査値である。 第35回(2021年) 35-臨床栄養学 ⑦臨床栄養学 kakomons スポンサーリンク 35-130 胃潰瘍で出血を起こすと、上昇する血液検査値である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 ⑴ 平均赤血球容積(MCV) ⑵ ヘマトクリット ⑶ 尿素窒素 ⑷ HbA1c ⑸ PSA 解答・解説を見る ⑴ 平均赤血球容積(MCV)は、胃潰瘍出血により変化しない。 平均赤血球容積(MCV)は、巨赤芽球性貧血で上昇する。また、鉄欠乏性貧血では、低値を示す。 ⑵ ヘマトクリットは、胃潰瘍出血により低下する。 ヘマトクリットは、多血症で上昇する。ヘマトクリットは、血液中にどれくらいの赤血球があるかを示しており、多血症では高値となる。 〇⑶ 尿素窒素は、上昇する。 (4) HbA1cは、貧血により低値を示す傾向があるため。胃潰瘍出血による貧血の有無を確認する。 HbA1cは、糖尿病で高値を示す。 (5) PSA(前立腺特異抗原)は、胃潰瘍出血により変化しない。 PSAは、前立腺がんや尿路感染症などで高値となる。 スポンサーリンク