39-105 K大学では一人暮らしの1年生に対して、5月の連休明けに、自宅での食事作りをサポートすることになった。参加者のグループダイナミクスが期待できる取組として、最も適切なのはどれか。

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39-105 K大学では一人暮らしの1年生に対して、5月の連休明けに、自宅での食事作りをサポートすることになった。参加者のグループダイナミクスが期待できる取組として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 自宅で食事を作るようになった先輩の話を聞かせた上で、各自の感想をオンラインフォームに入力してもらう。

⑵ 各自で、自宅での食事作りの目標を設定してもらう。

⑶ 食事作りの悩みや苦労していることについて、グループに分かれて話し合ってもらう。

⑷ グループに分かれて、インターネットで簡単そうなレシピを探してもらう。

 

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428961.pdf, (2025年8月14日閲覧)

解答・解説を見る

 

グループダイナミクスとは、グループ学習で得られる学習効果のことである。

個別での学習と比較して、共感安心感が得られ、

相互作用相乗効果によって学びや意欲が高まりやすくなる。

 

⑴ 自宅で食事を作るようになった先輩の話を聞かせた上で、各自の感想をオンラインフォームに入力してもらう。

「各自の感想をオンラインフォームに入力」では、交流や相互作用がなく、

グループダイナミクスは期待しにくい

 

⑵ 各自で、自宅での食事作りの目標を設定してもらう。

個人の作業のため、集団の相互作用は期待できない

 

⑶ 食事作りの悩みや苦労していることについて、グループに分かれて話し合ってもらう。

正しい。経験や意見の共有が行われ、共感や新たなアイデアが生まれやすいと考えられる。

グループダイナミクスが期待できる取り組みである。

 

⑷ グループに分かれて、インターネットで簡単そうなレシピを探してもらう。

グループでの共同作業であるが相互で交流する要素が薄く

⑶の選択肢に比べてグループダイナミクスは期待しにくい

 

文責:アヒル(O)


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