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右心不全、左心不全に関する問題は2年に1度程度出題されています。 それぞれの症状や特徴について学びましょう♪
画像:http://www.fukushima-med-jrc.jp/chiki/shinzou.html
左心不全の症状
左心不全では、様々な臓器への血流低下や肺循環における血液のうっ滞により以下のような症状が現れる。
喘鳴(ぜんめい)…呼吸をするとゼーゼーあるいはヒューヒューと音がする
頻脈(ひんみゃく)…全身へ血液を送り出す力が低下し、脈の回数が多くなる。また、血圧も低下する。
肺水腫(はいすいしゅ)…血液のうっ滞によって肺静脈圧が上昇し、肺水腫となる。
四肢のチアノーゼ…チアノーゼとは、皮膚や粘膜が青紫色となる。
尿量低下…腎臓への血流が低下するとともに尿量も低下する。
左心不全では、左心が全身へ血液を送る役割を持つことから、各臓器への血流量の低下による症状や、肺に関係した症状があることが特徴です。
右心不全の症状
中心静脈圧の上昇によって、以下のような症状がみられる。
頸静脈怒張(けいじょうみゃくどちょう)
胸水(きょうすい)
腹水(ふくすい)
浮腫(ふしゅ)
右心不全では、中心静脈圧が上昇することにより血管から水分が濾出し、胸水や腹水、浮腫などの症状が出現する。
「水が溜まる」のは、右心不全の症状です!
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