ホルモンの受容体に関する問題は細かく見ていくと難しいので
まずは、脂溶性ホルモン(受容体は核内) vs 水溶性ホルモン(受容体は細胞膜表面)
だけでも良いので覚えて欲しい。
そもそもホルモンとは何か不安・・・、セカンドメッセンジャーって何?という人は
この動画@お手軽版第35回を参考にして欲しい。
⑴ アドレナリンの受容体は、〔
Gたんぱく質共役型受容体 〕である。
⑶ グルカゴンの受容体は、〔
Gたんぱく質共役型受容体 〕である。
アドレナリンは水溶性のホルモン(アミノ酸由来のカテコールアミン類)
グルカゴンはペプチドホルモンで、アドレナリン同様、水溶性である。
水溶性のホルモンは細胞膜(リン脂質の膜)を通過できないので、細胞の中に入れない。
よって、受容体は細胞膜上に配置されている。
これらのホルモンの受容体である、Gたんぱく質共役型受容体は
セカンドメッセンジャーとしてcAMPを利用する。
※その他に7回膜貫通型受容体、アデニル酸シクラーゼという酵素が関与するなど
覚えて欲しいことがいくつかあるがまずは正文化した内容から覚えて欲しい。
また、核内受容体に結合するホルモンは
脂溶性のホルモン(ステロイドホルモン、甲状腺ホルモン、活性型ビタミンD、ビタミンA)である。
⑵ インスリンの受容体は、〔
チロシンキナーゼとして働く 〕。
インスリンが細胞膜上の受容体に結合することで、
細胞の内側部分でチロシンキナーゼという酵素が活性化される。
この酵素は細胞内の他の酵素をリン酸化するが、
この「他の酵素をリン酸化」というのがドミノ倒しのように連鎖的に起きることで
次々と信号を伝えていく(シグナル伝達)。
⑷ cAMP は、〔
アデニル酸シクラーゼ 〕によりつくられる。
cAMPは、アデニル酸シクラーゼによりATPからつくられる。
cAMPのAMP部分はATP→ADP→AMPのAMPと同じものと考えて良いので
今後類題で「(正) cAMPはATPから合成される」と出題されたときは選べるようにしておきたい。
〇⑸ cAMP は、プロテインキナーゼA を活性化する。
正しい。生成されたcAMPはプロテインキナーゼA(PKA)を活性化し、
細胞内の情報伝達を進める。
この問題は過去問の傾向的にも難しい部類に入るので、
過去問周回での最初の方の周回では
優先度は低いが最終的には覚えておいてほしい。
最低限、下記4点を!!
-
水溶性・脂溶性の区別
-
インスリン = チロシンキナーゼ
- cAMPはATPから合成される
-
cAMP = PKAを活性化
文責:アヒル
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