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35-130 胃潰瘍で出血を起こすと、上昇する血液検査値である。

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35-130 胃潰瘍で出血を起こすと、上昇する血液検査値である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

 

⑴ 平均赤血球容積(MCV)

⑵ ヘマトクリット

⑶ 尿素窒素

⑷ HbA1c

⑸ PSA

解答・解説を見る

 

⑴  平均赤血球容積(MCV)は、胃潰瘍出血により変化しない

平均赤血球容積(MCV)は、巨赤芽球性貧血で上昇する。また、鉄欠乏性貧血では、低値を示す。

⑵  ヘマトクリットは、胃潰瘍出血により低下する。

ヘマトクリットは、多血症で上昇する。ヘマトクリットは、血液中にどれくらいの赤血球があるかを示しており、多血症では高値となる。

⑶ 尿素窒素は、上昇する。

(4) HbA1cは、貧血により低値を示す傾向があるため。胃潰瘍出血による貧血の有無を確認する。

HbA1cは、糖尿病で高値を示す。

(5) PSA(前立腺特異抗原)は、胃潰瘍出血により変化しない。

PSAは、前立腺がんや尿路感染症などで高値となる。

 

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