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33-126 脂質異常症の栄養管理に関する記述である。

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33-126 脂質異常症の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

(1)高カイロミクロン血症では、脂質のエネルギー比率を20~30%Eとする。
(2)高LDL-コレステロール血症では、飽和脂肪酸の摂取を控える。
(3)低HDL-コレステロール血症では、トランス脂肪酸の摂取を控える。
(4)高トリグリセリド血症では、アルコール摂取量を25g/日とする。
(5)高トリグリセリド血症では、果糖を含む加工食品の摂取を減らす。

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(1)高カイロミクロン血症では、脂質のエネルギー比率を15%E以下とする。(参考:日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2018年版」,p51)

(2)高LDL-コレステロール血症では、飽和脂肪酸の摂取を控える。

飽和脂肪酸は、肉の脂身や内臓、皮、乳製品に多く含まれる。

(3)低HDL-コレステロール血症では、トランス脂肪酸の摂取を控える。

トランス脂肪酸は、菓子類や加工食品などに含まれる。

(4)高トリグリセリド血症では、アルコール摂取量を25g/日とする。

(5)高トリグリセリド血症では、果糖を含む加工食品の摂取を減らす。

果糖の過剰摂取は、中性脂肪(TG)上昇の原因となる。

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