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33-100 運動部に所属する高校生で、行動変容ステージが無関心期(前熟考期)の者に対し、栄養サポートを行うことになった。

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33-100 運動部に所属する高校生で、行動変容ステージが無関心期(前熟考期)の者に対し、栄養サポートを行うことになった。トランスセオレティカルモデルに基づいた支援内容である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)食事内容の改善が競技力向上に及ぼすメリットを考えさせる。

(2)コンディションが悪くて負けた時の悔しさを想像させる。

(3)食事内容の改善に取り組むことをチーム内で宣言させる。

(4)練習量が多い日はあらかじめ捕食を用意させる。

(5)食事内容の改善に家族の協力が得られるかを考えさせる。

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(1)食事内容の改善が競技力向上に及ぼすメリットを考えさせる。

これは「意志決定バランス」という行動変容技法である。
意思決定バランスとはその行動をすることによって感じるメリットやデメリットのことをいい、対象者がメリットやデメリットについてどちらをどれくらい感じているかによって行動変容に影響を与える。

(2)コンディションが悪くて負けた時の悔しさを想像させる。

これを「感情的経験」という。無関心期へのアプローチで正しい。

(3)食事内容の改善に取り組むことをチーム内で宣言させる。

これは「目標宣言」という行動変容技法である。主に「準備期」への働きかけである。

(4)練習量が多い日はあらかじめ補食を用意させる。

これは、「実行期」または「維持期」のアプローチ方法である。

(5)食事内容の改善に家族の協力が得られるかを考えさせる。

「無関心期」では、まだこのアプローチをするのは早い。

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