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クローン病と潰瘍性大腸炎の違い

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 好発年齢は?

クローン病:10代後半~20代
潰瘍性大腸炎:20~30代
 

 好発部位は?

クローン病:回盲部
潰瘍性大腸炎:大腸全体
 

 炎症の特徴は?

クローン病:全層性炎症
潰瘍性大腸炎:粘膜下層におよぶ炎症
 

 症状は?

クローン病:敷石状潰瘍、下痢、腹痛など
潰瘍性大腸炎:粘血便、下痢、腹痛など
 

 栄養管理は?

クローン病:活動期は成分栄養剤による管理。寛解期では低脂肪・低残差食に。n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取(炎症の抑制のため)
潰瘍性大腸炎:低残差食、不溶性食物繊維の制限、n-6系多価不飽和脂肪酸の制限(炎症を助長するため)
 

 薬物療法は?

クローン病、潰瘍性大腸炎ともに用いられるものとして、抗TNF-a抗体製剤、5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA製剤)などがある。
 

 患者数

潰瘍性大腸炎 > クローン病

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