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31-100 特定保健指導の積極的支援の対象になり、節酒を行動目標とした男性である。

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31-100 特定保健指導の積極的支援の対象になり、節酒を行動目標とした男性である。初回面接1か月後の支援時に、「酒の量は減らせたが、たまに飲み過ぎてしまいそうになる」と話している。トランスセオレティカルモデルに基づく行動変容ステージに合った管理栄養士の対応である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) お酒を減らせば、検査結果も改善することを、説明する。
(2) 悪化すると、家族にどのような影響を及ぼすかを、考えてもらう。
(3) 節酒が成功して、スリムになった自分の姿を想像してもらう。
(4) 節酒していることを、同僚に対して宣言してもらう。
(5) 節酒できている自分へのほうびを、考えてもらう。

解答・解説を見る

この男性は、トランスセオレティカルモデルにおける「実行期」であると考えられる。

「実行期」は、実際に行動を変えてから6ヶ月未満の時期で、実際に行動はしているがまだ安定はしておらず行動を保つための働きかけが必要である。


(1) お酒を減らせば、検査結果も改善することを、説明する。(意識の高揚)…まだ行動を変えようと思っていない「無関心期」における対応である

(2) 悪化すると、家族にどのような影響を及ぼすかを、考えてもらう。(環境の再評価)…まだ行動を変えようと思っていない「無関心期」における対応である。

(3) 節酒が成功して、スリムになった自分の姿を想像してもらう。(自己の再評価)…六ヶ月以内に行動を変えようと考えている「関心期」における対応である。

(4) 節酒していることを、同僚に対して宣言してもらう。(自己の解放)…一ヶ月以内に行動を変えようとしている「準備期」における対応である。

(5) 節酒できている自分へのほうびを、考えてもらう。(強化マネジメント)

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