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26-78 消化と吸収に関する記述である。

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26-78 消化と吸収に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1) 唾液分泌は、阻しゃくによって増加する。
(2) 胃におけるたんぱく質の消化酵素は、トリプシンである。
(3) 胆汁は、消化酵素を含む。
(4) フルクトースは、能動輸送によって吸収される。
(5) 非ヘム鉄の吸収は、共存する食品成分の影響を受ける。

解答・解説を見る

(1) 唾液分泌は、阻しゃくによって増加する。

 また、唾液には漿液性唾液と粘液性唾液があり、分泌は交感神経と副交感神経によって支配されている。
 ・漿液性唾液→副交感神経刺激によって分泌亢進
 ・粘液性唾液→交感神経刺激によって分泌亢進

(2) 胃におけるたんぱく質の消化酵素は、ペプシンである。

 ペプシンは、胃の主細胞からペプシノーゲンとして分泌され、塩酸によってペプシンという消化酵素になる。

(3) 胆汁は、消化酵素を含まない

 胆汁の役割⇒脂肪を乳化させて消化を助ける。

(4) フルクトースは、SGLT5(フルクトース輸送担体)により促進拡散によって吸収される。

 グルコースはSGLT1によって能動輸送される。

(5) 非ヘム鉄の吸収は、共存する食品成分の影響を受ける。


■栄養マメ知識

 タンパク質は英語で?…protein(プロテイン)
 脂質は英語で?…Lipid(リピッド)
 炭水化物は英語で?…carbohydrate(カーボハイドレイト)
 ミネラルは英語で?…mineral(ミネラル)
 ビタミンは英語で?…vitamin(ビタミン)

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