コンテンツへスキップ

25-54 油脂の脂肪酸成分に関する記述である。

スポンサーリンク


25-54 油脂の脂肪酸成分に関する記述である。正しいのはどれか。

(1) イワシ油のヨウ素価は、大豆油のヨウ素価より小さい。
(2) バターのパルミチン酸含量は、リノール酸含量より少ない。
(3) ドコサヘキサエン酸は、植物油に含まれる。
(4) ラードをエステル交換しても、脂肪酸組成は変化しない。
(5) ブタン酸(酪酸)は、バターよりマーガリンに多い。

解答・解説を見る

(1) イワシ油のヨウ素価は、大豆油のヨウ素価より大きい。
 "ヨウ素価=イワシ油>大豆油”
 ヨウ素価は、油脂100 gに付加することのできるヨウ素(I2)のグラム数であり、脂肪酸の不飽和度及び二重結合の数の多さを示している。

(2) バターのパルミチン酸含量は、リノール酸含量より多い。
 パルミチン酸含量…22000㎎
 リノール酸含量…1700㎎

(3) ドコサヘキサエン酸は、魚油に多く含まれる。

(4) ラードをエステル交換しても、脂肪酸組成は変化しない。

(5) ブタン酸(酪酸)は、マーガリンよりバターに多い。


参考・引用文献

・ヨウ素価:農林水産省(www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kokusai/usa_i-value.html)

スポンサーリンク


関連記事